顧問料は「安心料」——顧問先の社長と社員に、元気に働き続けてほしいから
「顧問料が高い」と言われることがあります。
確かに、スポット契約であれば必要なときだけ依頼すればいい。それも一つの選択肢だと思います。
でも私が顧問契約を大切にしているのは、顧問先の社長と社員が、安心してお仕事に専念できることを心から願っているからです。
就業規則の整備や労務トラブルの予防だけでなく、「今この時期に必要なこと」を一緒に考えて提案できるのが、顧問契約ならではの関わり方だと思っています。
01|「こまめに水分補給を」——社長への一言から始まること
先日、顧問先を訪問した際に社長にこうお伝えしました。
「これから暑くなります。社員さんたちに、こまめに水分補給するよう声をかけてあげてくださいね。」
社長は「そうだね、声をかけるようにします。ありがとう。」と言ってくださいました。
たったこれだけのことかもしれません。でも、社長が社員に声をかける文化が生まれることで、熱中症で倒れる人が一人でも減れば——そう思っています。
スポット契約であれば、こういった「今の季節に必要な一言」を自然に伝える機会はなかなか生まれません。
02|次は「WBGT測定器」の購入を提案します
水分補給の声かけに加えて、次回の訪問ではWBGT測定器の導入を提案しようと思っています。
WBGTとは「暑さ指数」のことで、気温・湿度・輻射熱を組み合わせた指標です。熱中症のリスクを数値で把握できるため、厚生労働省の「職場における熱中症予防基本対策要綱」でも活用が求められています。
「感覚」ではなく「数値」で管理することで、適切なタイミングで休憩を取らせたり、作業を中断したりする判断ができるようになります。
熱中症対策マニュアルも完成しましたので、測定器の導入と合わせて提案していく予定です。
03|東京都の奨励金も活用できます
WBGT測定器の購入に使える奨励金があります。東京都が実施している「暑さに配慮した職場環境づくり支援奨励金」です。
- 対象:都内の小規模企業等
- 奨励金額:定額20万円
- 対象となる取組:WBGT値(暑さ指数)の活用、熱中症予防対策(作業環境管理・作業管理・健康管理・労働衛生教育)に資する物品の購入など
- 申請方法:Jグランツでエントリー・申請(抽選制)
2026年度は年間4回の申請期間が設けられています。
| 回 | 申請期間 |
|---|---|
| 第1回 | 2026年4月27日(月)〜5月13日(水)※終了 |
| 第2回 | 2026年6月22日(月)〜6月26日(金) |
| 第3回 | 2026年8月24日(月)〜8月28日(金) |
| 第4回 | 2026年10月19日(月)〜10月23日(金) |
先着順ではなく抽選制です。第1回で外れても第2回以降に再エントリーができます。また、取組実施可能期間の起算日が2026年3月5日となっており、第1回エントリー前にすでに購入した物品も対象になる場合があります。
詳細は東京都の公式サイトでご確認ください。
04|顧問契約は「安心料」かもしれません
就業規則の整備、労務トラブルの予防、助成金・奨励金の情報提供——顧問社労士ができることはたくさんあります。
でも私が一番大切にしているのは、顧問先の社長と社員が、毎日安心して働けることです。
熱中症で倒れる社員が出ないこと。労務トラブルが起きないこと。社長が経営に専念できること。
そのために「今この時期に何が必要か」を一緒に考え、提案し続けること——それが顧問社労士の仕事だと思っています。
顧問料は「安心料」かもしれません。でも、その安心は本物です😊
「社労士との顧問契約を検討したい」「熱中症対策について相談したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。


