親子向け教室は対象?ベビーシッターは?——こども性暴力防止法の対象事業、よくある疑問に答えます
こども性暴力防止法(日本版DBS)について、「うちの事業は対象になるの?」という疑問をよくいただきます。
今日は特によく聞かれる2つの疑問について、こども家庭庁のQ&Aをもとに正確にお伝えします。
01|親子で参加できる体験教室など「親子向けの事業」は対象になりますか?
「うちは親子向けの教室だから対象外ではないか」と思っている事業者の方がいます。
こども家庭庁のQ&Aでは、こう答えています。
民間教育事業(こども性暴力防止法第2条第5項第3号)の要件を満たす場合は、認定対象事業となります。
つまり、「親子向けだから対象外」とはなりません。民間教育事業の5つの要件を満たすかどうかで判断されます。
- 事業内容:こどもに何かを教える事業であること
- 修業期間:6か月以上の期間中に、2回以上同じこどもが参加できること
- 対面:こどもと対面で接すること
- 場所:こどもの自宅以外の場所で教えることがあること
- 人数:こどもに何かを教える者が3人以上であること
保護者が同席していても、5つの要件を満たす場合は認定対象になり得ます。「親子向けだから」という理由だけで対象外にはなりません。まずご自身の事業が5つの要件を満たすかどうかを確認してみてください。
02|ベビーシッターはこの法律の対象事業に含まれますか?
ベビーシッターについては、働き方によって対象になるかどうかが変わります。
| ケース | 対象になるか |
|---|---|
| マッチングサイトの運営者が認可外保育施設として届出を行い、個々のベビーシッターと委託契約を結ぶ形で保育の提供事業者となる場合 | ✅ マッチングサイト運営者が認定等を受けることができ、委託契約を結ぶ個々のベビーシッターはその従事者として対象となり得る |
| 個人(1人)のみで事業を行う認可外の居宅訪問型保育事業者(いわゆるベビーシッター) | ❌ 対象事業には該当しない |
個人で1人だけで活動しているベビーシッターは対象外です。一方、マッチングサイトを通じて活動しているベビーシッターは、そのマッチングサイト運営者が認定を受けた場合、従事者として対象になり得ます。
ベビーシッターを利用する保護者の方も、利用しているサービスがどちらのケースに該当するか、確認しておくことをおすすめします。
「うちの事業は対象になるのか確認したい」「DBS法に対応した就業規則を整備したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。社会保険労務士・行政書士のダブルライセンスで、ワンストップで対応します。


